逆に考えると、細かいものが覗き見られる人は繊細な人です。

普通、そのような人たちに他の人は「敏感だ」と言いますが、「敏感だ」という言葉を間違った意味で使っているのであって、本当の意味は他の人たちより優れているということを意味します。

些細なことが気になって、それだけストレスが溜まるのなら、逆に考えてみてください。

些細なものを見ることのできる人、人より多くの幸せを見つけて感じることのできる人だと考えてはいかがですか？

映画"ボヘミアン・ラプソディ"のフレディ・マーキュリーがこのような名台詞を言います。

「私たち4人はお互いに合わない不適応者たちです。
私たちは他の不適応者のために演奏します。
彼らは世の中とは合わず、私たちもそれに属する不適応者たちです」

「これがまさに人生経験だ。
愛、悲劇、喜び。
すべての人々が私の話のようだと感じるまさにそれだ」

「私が誰かは私が決める」

私は"ボヘミアン・ラプソディ"の名台詞のように世の中を生きていく少数であり同時に多数に属する人です。

他の人よりは他の環境で他の考えと違う視点で生きてきました。

それで歳よりも多くの経験を積んで人生を生きてきました。

今もそのように生きている人で、違い、多様な姿を持っている人です。

本"家にいるのに家に帰りたい"、そして二番目の本である"背を向けて横たわって愛にもたれる"も私が直接見て聞いて感じて経験した実話を土台に書かれたものなので、誰にでも一度こんな感情と瞬間があったと思います。

これからも執筆していく小説を含むすべてのジャンルの本もまた、全部想像力だけが入った内容ではなく、私が経験した実話を脚色して書く予定です。

本と文は、すでに書き下ろした作家の手を離れてから、まず読む人の心や気持ち、感情状態によって捉え方が違います。

どんな文と本で残るかは、自分次第です。

ですから、私も同じ本を何回も繰り返して読んだりもします。

気分がいい時も、悲しい時も。

読む度に違う感じがします。

ですからありふれたエッセイや、単純に10～20代が読みやすい本ではなく、全年齢と全世代に受け入れられる本になって欲しいです。

韓国では10代から70代まで様々な年代で私の本を読んでくれて、自分も同じ感情を感じた瞬間があったと話す方が多いです。

年齢や枠に閉じこもったまま読まれることを願うよりは、誰にでも私が書いた文と本が誰かを支えてくれる手であり、立ち直るための助走のような足場であり、床になりたいです。

文字というものは、誰かを殺すことも、生かすこともできるものですから。

それで、どうかプロローグに書いた文章のように、永く心に残る香り溢れるかけらになることを心から願っています。

こちらこそありがとうございます。

簡単な単語で書きましたが、決して簡単な心ではなかったです。

その本心を見抜いた読者様こそ、本当に輝く宝石だということをもう一度胸に刻み込みます。

私が誰かの助けになって、誰かを助けたということが私にとって大きな力であり、文章を書く原動力と幸せです。

心からありがとうございます。

いかがでしたか？

韓国エッセイ本”家にいるのに家に帰りたい”の著者クォン・ラビンさんのインタビューをお届けしました♡

まだ読んだことが無い方は、日本の書店でも販売中ですので是非チェックしてみてください♪